染めの準備

最近はとても寒い日が続いています。さらに今日は雨です。
すでに散ってしまった桜、遅咲きで持ち堪えているもの、また八重桜などは雨に降られたのち強く綺麗に咲くのでしょうか。

さてJUNKO.Tでは毎年恒例の糸染めが始まろうとしています。
私も1年ぶりに振り分け作業をしました。ブログを振り返ってみると例年よりも少し早めです。

振り分けについては過去のブログでも触れていますが、染めるのに必要な分だけの糸を分ける作業です。ひたすら決められた回数分、整経台を使って糸を巻いていきます。至極単純な作業なのですが、私は振り分けがとても好きです。無心になれるのと、普段あまりいることのない工房で他のスタッフたちと一緒に時間を過ごすからかもしれません。

 

上記のような「かせかけ」等をつかって巻いていくのですが、好きとは言ったもののどうやら数えるのが苦手なようで、500回巻くのに1度は数が確かか不安になり、数え直しています。。もちろん100回ごとにマークは付けているのでそこまで大変なことにはならないのですが、それでも数え直しは面白くありません。そのため自分の印象に残るように区切りのいい回数を迎えたらそれまでとは異なる数え方をしてみたり、外国語で数えてみたりもしたのですが、結局普通に「いち,にい,さん….」と数えるのが良さそうですね。

それではよい週末をお過ごしください!


スタートをきりました

新年となり、休みの余韻や年初めのいろいろな行事をほぼ終わらせて、今週から気合を入れて動き始める方も多いのではないでしょうか?

太陽が出て風のない日の日中はそこまででもありませんが、朝晩はとても冷えますね。。
インフルエンザや風邪も流行っているようなので、どうぞお気をつけください。

さてJUNKO.Tでは先週、今年の秋冬物の打ち合わせをしました。
どんなデザインで、どんな色味で、どれを何枚制作するかなどを話し合います。
また織り手は、下記プロフィールに載っている三宅以外に2人の方にもお願いしているので、12月までに誰が何をどれだけ織るかも同時に決めました。
>>スタッフ・プロフィール
そしてだいたいが決まった後は、デザイナーの田賀と三宅が織りの組織決めや使用する糸、色味などさらに詰めていくことになります。すでに一部の糸は発注も終わり、今年末の展覧会に向かった制作がもうスタートしています!

まだ春が遠いいま、JUNKO.Tの製品で少しでも暖かい気持ちになっていただけていたらとても嬉しいです。それでは今週もよい時間が流れますように!


6日(木)〜8日(土)までお休みいたします。

あっという間に6月・・・たしかに、長引いた寒さが終わって、花の季節、新緑の季節と巡って、たしかに時は流れていますね。


JUNKO.Tはほぼ糸の準備が終わったのでこれから織りの段階に入っていきます。
これから真夏になっていくというのに気分はもう秋冬に向いているという状況です。
仕事の合間、工房の外でお会いした方が「今、糸染めで大変らしいですね。でも冬物楽しみですね!」と言ってくださってとても励みになりました。ありがとうございます!
マフラー、バッグ以外にも1つ2つ新製品を考え中なので私たちも楽しみに毎日過ごしています。

さて6月6日(木)〜8日(土)まで臨時でお休みいたします。
期間中にいただいたご連絡は基本的に10日(月)以降のご返信となりますのでよろしくお願いいたします。

本格的な梅雨の季節は来週以降のようです。
それではよい一週間をお過ごしください!


糸染めに密着!

おはようございます!

先日糸染めに密着しました!
改めて観察すると、緻密さ、手間のかけ方、色へのこだわりが随所に感じられて、手前味噌ながら糸染めからしているのはすごい!と思います。
「糸を染める」から始めるところに、JUNKO.Tの制作・製品へのこだわりがあるのだと強く感じました。(制作過程の詳細についてはこちらから)

 

 

 糸を染めるには1色につき70分煮ることが必要です。(※今回使用しているのはウールや絹用の酸性染料です)
色むらが出ないように、常温の状態から染液に糸を入れて糸染めがスタート!染まり始めるのは40度〜50度になってからなので、30分かけて徐々に90度まで温度を上昇させ、それ以降は90度〜100度を保ちます。この状態でさらに40分煮ます。

 

 

 

染まり具合は、糸自体の色と染液の色で判断します。糸が希望の色になっているか、また染料が糸に吸われたことで染液が薄くなっているかを確認します。予想以上に濃くなった場合は、途中で染液を捨てて新しく水を入れてまた煮ます。いずれにしても最後の40分間は色を定着させるために必要な時間なのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 70分間の煮込みが終わったら、染液を流して糸を冷まします。この後は水洗いするのですが、冷ましてから洗わないと糸がフェルト化してしまうことがあるので、必ず同じ温度にしてから水で洗います。その後色止め剤を入れて5分間浸します。そして乾かしたら糸染め完了です!

 

 

 

お天気や気温でも染まる色に違いがあるのだそう。今年は快晴の5月に全てが染め上がる予定です!今回もいい色に染まりました!


新アイテム登場!

こんにちは!

継続して糸の振り分けを行っています。
だんだんコツが分かってきてリズム感よく糸を巻けるようになりました。振り分けた糸は今週の木曜、金曜、土曜に糸染めをする予定なので、どんな色に変身するのかなぁ、などと考えると糸を巻く手にも自然と力がこもります!

しかし、慣れたところで新アイテムが登場しました..!かせ(糸が束状になっているもの)の場合は「かせかけ」をつかって振り分けをするのです。コーン巻き(前回ご紹介した時の糸の形状)よりはスムーズに糸が出てこないのでせっかくスピードアップしたリズムも元に戻ってしまいました。しかし無理に強く引っ張ってしまっては糸が切れてしまいます。細心の注意と、まわる糸と呼吸を合わせることがやはり大事です。

 

 

 

 

 

この日は3種類の糸を同時に作業しました。

 

 

 

 

 

 

こんな惑星のような形をした愉快な「かせかけ」もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

振り分けの終わった糸。いろいろな種類の糸があるので面白いです。

 

 

 

 

 

そして糸染めの過程に送られます。素敵な色に染まるのが楽しみです!