糸染めに密着!

おはようございます!

先日糸染めに密着しました!
改めて観察すると、緻密さ、手間のかけ方、色へのこだわりが随所に感じられて、手前味噌ながら糸染めからしているのはすごい!と思います。
「糸を染める」から始めるところに、JUNKO.Tの制作・製品へのこだわりがあるのだと強く感じました。(制作過程の詳細についてはこちらから)

 

 

 糸を染めるには1色につき70分煮ることが必要です。(※今回使用しているのはウールや絹用の酸性染料です)
色むらが出ないように、常温の状態から染液に糸を入れて糸染めがスタート!染まり始めるのは40度〜50度になってからなので、30分かけて徐々に90度まで温度を上昇させ、それ以降は90度〜100度を保ちます。この状態でさらに40分煮ます。

 

 

 

染まり具合は、糸自体の色と染液の色で判断します。糸が希望の色になっているか、また染料が糸に吸われたことで染液が薄くなっているかを確認します。予想以上に濃くなった場合は、途中で染液を捨てて新しく水を入れてまた煮ます。いずれにしても最後の40分間は色を定着させるために必要な時間なのです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 70分間の煮込みが終わったら、染液を流して糸を冷まします。この後は水洗いするのですが、冷ましてから洗わないと糸がフェルト化してしまうことがあるので、必ず同じ温度にしてから水で洗います。その後色止め剤を入れて5分間浸します。そして乾かしたら糸染め完了です!

 

 

 

お天気や気温でも染まる色に違いがあるのだそう。今年は快晴の5月に全てが染め上がる予定です!今回もいい色に染まりました!


新アイテム登場!

こんにちは!

継続して糸の振り分けを行っています。
だんだんコツが分かってきてリズム感よく糸を巻けるようになりました。振り分けた糸は今週の木曜、金曜、土曜に糸染めをする予定なので、どんな色に変身するのかなぁ、などと考えると糸を巻く手にも自然と力がこもります!

しかし、慣れたところで新アイテムが登場しました..!かせ(糸が束状になっているもの)の場合は「かせかけ」をつかって振り分けをするのです。コーン巻き(前回ご紹介した時の糸の形状)よりはスムーズに糸が出てこないのでせっかくスピードアップしたリズムも元に戻ってしまいました。しかし無理に強く引っ張ってしまっては糸が切れてしまいます。細心の注意と、まわる糸と呼吸を合わせることがやはり大事です。

 

 

 

 

 

この日は3種類の糸を同時に作業しました。

 

 

 

 

 

 

こんな惑星のような形をした愉快な「かせかけ」もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

振り分けの終わった糸。いろいろな種類の糸があるので面白いです。

 

 

 

 

 

そして糸染めの過程に送られます。素敵な色に染まるのが楽しみです!


制作中です!

こんにちは!今日は暑いですね。

さて秋冬ものの制作が始まっているJUNKO.Tですが、私も少しだけお手伝いをしています。もちろん織ることはできないので、そこに至るまでの工程のほんの一部を担当しています。


私がしているのは、染めるのに必要な分だけの糸を分ける「糸の振り分け」です。「制作過程」ページには織り上がるまでの工程は15こあると書きましたが、その15の工程を行うためにさらに必要な多くの作業があるのだと実際に制作に関わって知りました。

 

 

 

手順は、まず必要な長さを決め、つぎに回数を決めたらその後はひたすら糸を巻いていきます。この時は490回巻きました。ひたすら巻くと言ってもやみくもにぐるぐる巻けばいいのではありません。糸がかぶさらないように巻いていきます。それはこのあとの工程で糸を絡みにくくするために大事なポイントなのです。

 

少しでも集中が切れると何回巻いたか分からなくなるので大変です…….!決まった回数を巻き終わったら整経台から外して作業終了。この時は490回を3セットしました。

 

 

このあとの工程は別のスタッフが行いますが、精錬→糸染めと進んでいきます。写真は二つとも糸染めの場面です。製品ごとに糸を染めていくので一度に染める量は少量です。

 

糸を巻きながら、東京の晴れた日中に糸を巻いている人は何人いるだろう…とふと思いました。…きっと多くはいないはず。そう思うととても稀なことができているんだとちょっと嬉しくなりました!

良い一週間をお過ごしください!


オーダーメイド品できあがりました!

こんにちは!
緑がきれいで気候も良く、5月はいい季節ですね。

春夏もののストールやマフラーを購入いただいたみなさま使い心地はいかがですか?
強風にとばされないようご注意ください!

春の展示会前後に、セミオーダーメイド品を2つ納品しました。
1つはロングマフラー、もう1つはA4サイズのバッグです。

 

 

 

 

 

 

 

ロングマフラーは今年の1月に詰めのヒアリングをさせていただいた方で待ちに待った4月の受け渡しとなりました。
ご自身が大好きだというヴィヴィッドなピンクとネイビーに染めた糸を使った春素材のロングマフラーです。
とても気に入ってくださったのが本当に嬉しかったですし、オーダーメイドは自分の希望が伝わりづらいので利用するのをためらっていたけど、私(JUNKO.T)にならちゃんとイメージが伝わるかなと思ってお願いしました、と言ってくださったこともとても嬉しかったです。

1月のブログ    オーダーメイドについて


A4サイズバッグは展示会中にセミオーダーいただいたもので、本日できたてのほやほやをお渡ししました。
オーダーくださった方はずっと以前からJUNKO.Tを愛用してくださっている方です。

オーダー内容は、展示会に出品したA4バッグのデザインをもとに、織り生地と革を選んでいただくものでした。できあがったバッグは革との組み合わせもとても良く、またとても軽いので喜んでいただきさっそく使っていただけるようです。

オーダーメイドは選ぶ楽しみ、そして自分の好きなものを徹底的に考えることができるという点でとても魅力的なものです。ただし実際に手にしたときに喜びが決定づけられると思います。そのため受け渡しまではこちらもドキドキします。
今回はお二人ともに本当にいい出会いがあったので心から嬉しいです。どうぞご愛用ください!ありがとうございました!!